みなさまこんにちは
パパママハウスケアルームです
8月29日(木)・30日(金)と2日間にわたり、「愛知県相談支援従事者初任者研修」講義部分を受講してきました。
「相談支援従事者」って何?と思われる方は多いかもしれません。
相談支援専門員という職に従事するもので、これは介護保険制度でいう介護支援専門員(ケアマネジャー)と思っていただければわかりやすいかもしれません。
障がい者自立支援法においても、介護給付等のサービスを受ける方々全員に対し、段階的にケアマネジメントを実施していくとのことです。
そのため、相談支援専門員の育成が急務で、今年の研修は例年に比べ2.5倍、360名が受講していました。(9月6日・7日にも同じ講習があるので、実際はもっと多いと思います)
障がい者自立支援法の概論や障がい者ケアマネジメント、相談支援の基本姿勢や障がい者虐待防止法等々内容は盛りだくさん。
どの講師の方も、《人権や人格を尊重し、偏見や差別なく尊厳を持って接していく》ことの大切さについては重ね重ね説明をされていました。
その通りですよね。この気持ちがなければどんな専門性があったとしても、ケアマネジメントどころか福祉といわれる仕事には就けないんじゃないのかと思います。。
また、今回受講させていただいた私は介護支援専門員として働いていたこともあり、今までとは違う視点からケアマネジメントを学ぶことができ、いい意味で大変勉強となりました。
しかし、今回の研修で非常に気になったことがあります。
先述したとおり、今回の研修は相談支援専門員、介護保険でいう介護支援専門員と似た職種で(というか制度が違うだけで同じと思いますが)、例え話なども多々ありました。
その中で、ある講師の方は高齢者のケアマネジメントについて、(話の流れもありますが)
「・・・高齢者の方は今まで好きに生きてきた。遅かれ早かれ死んでいくんです。」〈会場笑〉
その後も話は続きましたが、要は「障がいをお持ちの方はこれからがある人だからきちんとケアマネジメントをしなければなりませんよ」といった感じの話です。
いやいや、それって違うんじゃないですか?
私たちが今この豊かな時代を過ごせるのは、戦前・戦中・戦後、高度成長期を過ごされた、今のこの国を作ってくださった高齢者の方々のご苦労があったからではないですか。
今では信じられない経験やご苦労があったからこそ、今の私たちの暮らしがあるんじゃないですか。
また、別の女性講師の方も例え話をされました。
その際、
「・・・同居されている高齢者の方がいます、"ニンチ"が入っていますが・・・」
とサラッと言われていました。
これについては、話の流れうんぬんの問題ではないと思います。
認知症を"ニンチ"と言う。
情けない話ですが介護保険に従事する者の中にも未だ多くいると聞きます。
実際周りにもそう話している方も見受けられます。
認知症という言葉が使われる前は、「痴呆」と呼ばれていました。
この言葉を変えるのにどれだけ関係者の方々がご苦労されたかと思うと、この一言は非常に残念でなりません。
北海道に緑風園という施設があります。そこにはいつも拝見をさせていただき、勉強をさせていただいている掲示板もあります。
ここの施設長の菊地様が書かれているこの記事を是非お読みください。↓
http://blog.livedoor.jp/masahero3/archives/51544861.html
ここに書かれていますが、何気ない一言が偏見につながるということ、特に講師という立場で話をされる方のたった一言で多くの偏見が生まれるかもしれないことが・・・残念でなりません。
(私見ですが、このような言葉をつかう方が壇上に立つことに憤りを感じます)
きれいごとかもしれません。
しかし、この仕事を続ける限りどんな方に対しても《人権や人格を尊重し、偏見や差別なく尊厳を持って接していく》気持ちだけは忘れずいたいと思います。
認知症を"ニンチ"と略すな!!
パパママハウスケアルーム




